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貯金に関する相談です。事務の仕事をしており、今年28才になります。仕事柄、給料が毎年ほとんど上がらないため、今後の月収アップも年収アップをあまり期待できません。
以下簡単な明細です。
ボーナスが年間1~2か月分出るので何とかやっていけていますが、月によってはマイナスになることもあり、現在のところ貯金がほぼゼロで将来のことを考えると不安です。
どうすれば節約でき、貯金ゼロの状況から脱出できますか?(28才・会社員・事務職・きなこ)
きなこさん
ご相談ありがとうございます。節約生活編集長の早川です。
給料がアップしないという点でご不安を感じられているのだと思いますが、きなこさんの家計簿を見る限り、節約に取り組み、貯金ゼロからの脱出すること自体は決して難しくありません。
では何点か気になる点を見ていきましょう。
まず給料が手取りで23万円ということですが、家賃が9万円というのは給与に占める住居費の割合がやはり少し高すぎるように思います。
都心に住まれている場合、セキュリティの問題もあり、家賃が高くなる傾向があるのは事実ですが、この部分はできれば手取りの35%以内に抑えたいところです。
ただ引越しはタイミングもあり、また貯金がなくてはできませんので、住居費を見直す前にできることを考えていきましょう。
この家計簿の中で気になるのはやはり食費の高さです。一人暮らしで食費が月6万円ということは1日約2,000円使っている計算になります。これは平均から考えても少し使い過ぎではないかと思います。
自炊を上手く活用すれば、1日1,500円程度に抑えることは決して難しくありません。もし1日1,500円に食費を抑えることができれば、月の食費は4万5千円になり、1万5,000円の節約につながります。
これだけで貯金ゼロからの脱出が可能ですので、一度目標を設定し、試してみてはいかがでしょう?
また洋服代の5万円に関しても一般的に考えると、少し高すぎるように思います。きなこさんにとって毎月の楽しみの一つだと思いますので、一気に削る必要はありません。例えば月に1割ずつ減らし、最終的に3万5千円程度に抑えることができれば、ここでも月1万5,000円の節約につなげることが できます。
食費の節約と洋服費の節約を合わせれば月3万円のねん出が可能です。これだけ余裕があれば、毎月の収支がマイナスになることはなくなるはずです。そうなればボーナスはまるまる貯蓄にまわせますので、貯金ゼロから必ず脱出できるのではないでしょうか。
これはあくまで一般論での節約の提案になりますので、それがきなこさんにとって、絶対に削りたくない費用であるなら無理に削る必要はありません。
ただ貯金がしたいと思うのであれば、何かを少し我慢しなければいけないのもまた事実です。
その少しの我慢を貯金ゼロから脱出できる喜びに変え、家計の改善に取り組んでみてもらえればと思います。
きなこさんの家計なら必ず貯金ゼロから脱出できます。頑張ってください!
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