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auからの乗り換えにおすすめの格安SIMは?通信費を節約しよう

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author長尾尚子

auから格安SIMへ乗り換えたい。やり方や注意点は?

auのスマートフォンを使っていて、通話料を節約したい場合、第一候補として挙がるのは各種MVNOが提供する格安SIMへの乗り換えでしょう。
ドコモやauの回線を使いながらも、大手キャリアより安い月額料金を実現しているMVNOの中には、現在使っているスマートフォンはそのままに、SIMカードを交換するだけで乗り換えられるケースも。もちろんスマホとセットで格安SIMに乗り換えることも可能です。

auから格安SIMへ乗り換えるメリット
  • スマホの通信費が安くなる(月額料金が約2分の1~3分の1)
  • 現在のスマホをそのまま使える(支払いが残っている場合など
  • auよりも料金プランが豊富(最低限の通信容量プランも選べる)
auから格安SIMへ乗り換えるデメリット
  • auと比較すると、通信速度が安定しない可能性がある(通信量の多い時間帯は回線が遅くなる場合がある)
  • キャリアメールが使えない(auのメールを利用している場合はgmailなどに切り替える必要)
  • MNPを利用する場合は回線切替などの設定を自分で行う必要がある

auから格安SIMへ乗り換える最大のメリットは、通信料金を抑えられる点。auの料金プランであれば約2分の1から3分の1程度まで下げることができます
格安SIMは、回線そのものは大手キャリアと同じものを使っているため、そもそもau回線を使用しているプランを選ぶ場合は、通話エリア等も変わりません。

ただし、MVNOによっては回線に制限がかかり、通信量の多い時間帯(夜間など)に通信速度が落ちる可能性があります。
また、今まで@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールを使用していた方は、gmailやYahooメール等のフリーメールを取得して切り替えることになります。
従来の携帯電話番号を引き続き使うMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用する場合は、手元に届いた格安SIMの説明手順に従って、回線の切り替えも自分で設定する必要があります。

今回は、auから格安SIMに乗り換える場合の手順と、手続きに伴う注意点、おすすめのMVNOなどをご紹介します

節約額試算

このページを活用した際の節約額は

年間約 150,744です

4人家族全員がスマホを持っている場合※すべて税込み価格で表示

au データMAX 5G
合計24,024円×12ヶ月=28万8,288円
1人あたり月額6,006円×4人=24,024円
UQモバイル スマホプランR(データ容量10GB)
合計11,462円×12ヶ月=13万7,544円
1台目は月額3,278円
2台目以降は月額500円割引なので、
月額2,728円×3人=8,184円
3,278円+8,184円=11,462円

28万8,288円 - 13万7,544円=15万744円

1年間で15万744円の節約!

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auから格安SIMへの乗り換え手順格安SIMへの乗り換え -事前の準備-

解約金の有無をチェック

格安SIMへの乗り換えがauの契約期間の途中になると、解約金が発生します。これを避けるには、解約金がかからない24ヶ月目&翌月・翌々月の3ヶ月間に乗り換えを行うのがおすすめ。
なお、解約金は2年契約の場合で10,450円(税込)となります。※2年契約Nの場合は1,100円(税込)。
契約状況の確認は「My au」でできるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

MNPを利用する場合はMNP予約番号を取得しておく

従来の携帯電話番号をそのまま使用したい場合は、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用することになります。
MNPを利用するためにはauで「MNP予約番号」を取得する必要があるので、格安SIMが手もとに届いてすぐに手続きできるよう、あらかじめ申し込んでおくと良いでしょう。
MNP予約番号は、「My au」または「EZweb」、もしくはauショップ、電話で取得することができます。

My au

受付時間:9:00~20:00まで

ご契約内容 / 手続き → お問い合わせ / お手続き → MNPご予約
EZweb

受付時間:9:00~20:00まで

My au → 申し込む / 変更する → au 携帯電話番号ポータビリティー (MNP)
店頭(近くのauショップ)

受付時間:店舗により異なる

auショップ/au Style・トヨタ au取扱店 (一部除く)
電話:0077-75470(無料)

受付時間は9:00~20:00まで(年中無休)

※契約者本人からのみ受け付け

なお、MNP予約番号には、最大15日間の有効期限が設けられています
早く申し込みすぎると、格安SIMが手もとに届く前に番号が期限切れとなってしまう可能性もあるので、MVNO選びに時間がかかる場合は、利用する格安SIMのプランを申し込んだ直後に取得すると良いでしょう。

フリーメールを取得する(gmail、Yahooメール等)

切り替え用のフリーメールアドレスを用意します。gmailはグーグルアカウント、YahooメールはYahoo!JAPANのアカウントを持てば作成することができます。

auから格安SIMへの乗り換え手順auから格安SIMへの乗り換え -実際の手続き-

乗り換えるMVNO&格安SIMのプランを決める

様々なMVNOの格安SIMを比較して、自分に合ったものを選びましょう。このページでもauからの乗り換えにおすすめの格安SIMを紹介しています。
プラン選びの目安となるのは通信速度とデータ容量。通信速度であれば、ストレスなく通信できるのは、下り5Mbps~30Mbps程度と言われます。
通信速度は、各MVNOが公開している数値を参考にしましょう。

通信速度の目安
メール、LINE 下り128kbps~1Mbps
Webサイト、SNS 下り1Mbps~10Mbps
※画像の多いサイトは3Mbps程度
動画 下り5~20Mbps
※動画の解像度により異なる。4Kで20Mbps前後

データ容量は、1日にインターネットでLINEやメール、WebサイトやSNSの閲覧、動画視聴などをどの程度行うかによって選びます。

データ容量の目安
500MB
  • LINEやメール…約10回/日
  • ネットやSNS…約10分/日
  • 動画…見ない
1GB
  • LINEやメール…約30回/日
  • ネットやSNS…約20分/日
  • 動画…約15分/日
3GB
  • LINEやメール…約50回/日
  • ネットやSNS…約30分/日
  • 動画…約30分/日
6GB
  • LINEやメール…約30回/日
  • ネットやSNS…約1時間/日
  • 動画…約1時間/日
10GB
  • LINEやメール…約100回/日
  • ネットやSNS…約3時間/日
  • 動画…約1.5時間/日
20GB
  • LINEやメール…約100回/日
  • ネットやSNS…約5時間/日
  • 動画…約4時間/日
30GB
  • LINEやメール…約100回/日
  • ネットやSNS…約7時間/日
  • 動画…約7時間/日

現在のスマホを引き続き使うかどうかを決める

今のスマホをそのまま利用する場合は、申し込もうと思っているMVNOが公開している動作確認端末をチェックしましょう。基本的に、au端末であれば、au回線の格安SIMで利用できるケースがほとんどです。
ただし、機種によってはSIMロック解除の手続きが必要な場合もあります。2017年8月以前の機種を使用している場合はauの店頭または「My au」で申し込みましょう。

また、格安SIMへの乗り換えを機に端末も変更する場合は、同じくMVNOの動作確認端末をチェックしたうえで新たな端末を準備しましょう。
MVNOが格安SIMとセットで提供している格安スマホであれば端末のチェックは不要です。

MVNOに格安SIMを申し込む

利用するMVNOやプランが決まったら、格安SIMを申し込みましょう。インターネットからいつでも申し込み可能なところがほとんどです。
MNPを利用する場合はこのタイミングでauのほうでMNP予約番号を取得しておくと良いでしょう。
申し込み後は数日から一週間前後で格安SIMが手もとに届きます。

格安SIMが届いたら初期設定を行う

SIMカードが届いたら、au回線から格安SIMへ回線の切り替え設定を行います。
切り替えの手順は、格安SIMに同封の説明書に記載されていますが、オンライン上で手続きするか、所定のコールセンターへ連絡する方法が一般的。
手続き後は30分から2時間程度で回線が切り替わり、auの契約も自動的に解約となります。

auから格安SIMへ乗り換える場合の注意点

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端末代金の分割払いが残っている場合は継続して支払う必要がある

au端末の代金を分割で支払っている場合、格安SIMに乗り換えても端末代の支払いは引き続き必要になります。今まで通りの分割払いか、残金の一括払いを申し込むことも可能。 解約前に残高や支払回数をチェックしておくと良いでしょう。

MNPを利用する場合は転出手数料がかかる

MNPを利用して格安SIMに乗り換える場合は、MNP転出手数料をauに支払う必要があります。金額は3,300円(税込)で、格安SIMのほうで回線手続きが終わり、auの契約が解除となったタイミングで支払いが発生し後日請求されます。

テザリングが利用できない場合がある

au端末を引き続き使用する場合、格安SIMとの組み合わせによってはテザリングが利用できなくなる場合があります。
スマホをテザリングに使用している場合は、申し込む前にMVNOの動作確認端末をチェックするか、不明な場合はMVNOに直接問い合わせてみましょう。

LINEの一部機能が利用できなくなる場合がある

LINEの友だち追加でID検索をする場合、携帯キャリアの年齢認証が必要になります。格安SIMでは年齢認証ができないため、ほかの方法で友だち追加をする必要があります。

auからの乗り換えにおすすめの格安SIM

光回線・eo光を提供する「オプテージ」が提供する格安SIM。auからの乗り換えでは、au回線に対応した「auプラン(Aプラン)」を取り扱う。他、ドコモ回線とソフトバンク回線の取り扱いもあり。6種類のデータ容量プランを用意しており、それぞれにデータ通信のみのプランと、データ通信&音声通話のプランを提供。
余ったデータ容量は、翌月に繰り越すことはもちろん、家族や友人と分け合うこともできる

月額料金(税込) 770円~7,160円
初期費用(税込) 3,740円(契約事務手数料+SIMカード発行料)
通信データ容量 500MB、3GB、6GB、10GB、20GB、30GB
au回線の取り扱い
おもなオプションプラン
  • パケット放題(月額385円・税込)
  • 5G通信オプション(月額220円・税込)
格安スマホの取り扱い
購入場所 インターネット、mineoショップ(店舗、オンライン)

モバイルルーター・UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)で知られる「UQコミュニケーションズ」が提供する格安SIM。回線の品質と通信速度に強みがある
データ通信のみと、データ通信+音声通話がセットになったプランのほかに、5分以内は何度でも通話無料となる「おしゃべりプラン」、無料通話時間とデータ通信容量ごとに料金が変わる「ぴったりプラン」のセットプランがある。対応回線はauのみで、余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能

月額料金(税込) 1,078円~5,478円
初期費用(税込) 3,300円(SIMパッケージ料金)※端末代頭金別途
通信データ容量 3GB、9GB、21GB、無制限
au回線の取り扱い
おもなオプションプラン
  • 通話パック(60分/月、月額550円・税込)
  • 10分かけ放題(10分/回、月額770円・税込)
  • かけ放題(月額1,870円・税込)
格安スマホの取り扱い

インターネットプロバイダの「BIGLOBE」が提供する格安SIM。auからの乗り換えでは、au回線に対応した「タイプA」がおすすめ。他、ドコモ回線にも対応。
SIMのみとSIM+端末セットの2種類のプランを提供しており、1ギガプラン以外は翌月へのデータ容量の繰り越しができる。
新規入会時は、SIMのみの乗り換えで最大12,080円相当、SIM+端末セットで最大28,080円相当のキャッシュバックが受けられるなど、入会キャンペーンが充実している。

月額料金(税込) 770円~8,195円 ※初月無料
初期費用(税込) 4,106円(プラン申込手数料+SIMカード準備料)
通信データ容量 1GB、3GB、6GB、12GB、20GB、30GB
au回線の取り扱い
おもなオプションプラン
  • SMSオプション(月額132円・税込)
  • 音声通話オプション(月額770円・税込)
  • エンタメフリー・オプション(月額528円・税込)
  • セキュリティセット・プレミアム(月額418円・税込)
格安スマホの取り扱い

auから格安SIMへの乗り換えを実現し、通信費を節約しよう!

毎月のスマートフォン代が家計を圧迫している方にとって、通信費の節約は待ったなしでしょう。
1人分の通信費が半分になれば、特に家族4人で利用している場合、家計の可処分所得が大幅に増え、絶大な節約効果が見込めます。
auから格安SIMへの乗り換えは、手順といくつかの注意したいポイントさえしっかり押さえておけば、スムーズに終えることができるはずです。
今回ご紹介した乗り換えの手順や注意点、おすすめの格安SIM情報も参考に、通信費の節約を実現しましょう!

長尾尚子

この記事を書いた人長尾尚子

フリーランスライター。得意分野は、保険、金融、住宅ローン、育児・教育、エンタメetc.。副業経験はライティングセミナー講師・ライティング講座の文章添削など。子ども2人を育児中のママでもある。
【資格】消費生活アドバイザー、FP2級。

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