節約を貧乏くさいと言われないために!気を付けたい3つのポイント
節約と貧乏くさいは全く別
筆者は今でこそお金に困ることはなくなりましたが、母子家庭に育ち、決して裕福とは言えない家庭環境に育ったこともあり、若い頃から節約が大好きで、今でもその気持ちは全く変わっていません。
そもそも無駄なものやことに対してお金を支払うことにストレスを感じてしまうので、いくらお金を稼いだとしても、この姿勢はこれから先も変わらないのだろうと思います。
ただ節約は大好きなのですが、子どものころから貧乏くさいのはとても嫌いです。筆者は節約と貧乏くさいは似ているようで、全く異なる言葉だと考えています。筆者にとっての節約の定義は「楽しく取り組むことができ、心地よいもの」です。対して貧乏くさいは「その行動が他人を不快にさせることがあるもの」と定義しています。
他人に対してどう思われても関係ないと思うなら、貧乏くさいと思われても気にならないかもしれませんが、人は他人に関わらざるを得ない生き物であり、周りにどう思われるのかを多かれ、少なかれ気にして生きているものです。
今回の節約生活のニュースは、貧乏くさい節約に焦点を当て、節約で他人を不快にさせることがないよう、気を付けておきたい3つのポイントをご紹介します。
節約したいけど、貧乏くさいと言われたくないという方は、是非最後までチェックしてみてください。
貧乏くさい節約をしないためのポイント その1
服装に清潔感がない
何をどれだけ節約するかはひとそれぞれですが、最低限守ったほうが良いポイントが存在します。
その一つが服装です。これは高い服を着るということではありません。人が不快にならない清潔感のある服装を心がければOK。私は外見(服装)にはこだわらないという人も、その服装が人を不快にさせてはいないかは改めてチェックしてみましょう。
特に下記の3項目は貧乏くさい節約の代名詞です。
- 服がヘタって明らかにボロボロになっている
- 靴下に穴が空いている。靴が汚れているなど足元が汚い
- カバンがボロボロで清潔感がない
貧乏くさい節約をしないためのポイント その2
1円単位で割り勘する
割り勘するのは当たり前としても、1円単位で割り勘するのはあまり得策ではありません。さらに相手に対して、1円でも高く出してもらおうとすると、それだけであなたは「貧乏くさい」という認定を受けてしまうでしょう。
1円を大切にする精神はとても大事ですが、そのお金を節約することでそれ以上に大きなものを失うのはナンセンスです。
友人と割り勘し、自分が金額を計算することになったら、端数は自分で出すくらいの気持ちでいましょう。そしてたとえ友人が割り勘の計算をして、自分に数円高い金額が割り当てられたとしても、気持ち良く支払うことができれば、貧乏くさいなどと言われることは間違ってもないはずです。
節約すれども「心は錦(胸に秘めた思いは落ちぶれていない)」という気持ちを大切に、カッコ良い人生を歩みましょう!
貧乏くさい節約をしないためのポイント その3
節約を目的にしない
節約に取り組んでいると、あるタイミングで「これも節約しなきゃ」「あれも節約しなきゃ」と思うことがあります。この気持ちが行き過ぎると何でもかんでも節約するようになり、結果的に貧乏くさい節約をすることになってしまうケースがあります。
節約は本来、何か目的を持ってするものです。「どうしても欲しい時計がある!」「ハワイ旅行に行きたい!」「引越しをしたい」「家を買いたい」等、目的は何でも構いません。
その目的を達成するために、自分ができる範囲で楽しくお金を貯めていくのが節約の基本であり、節約すること自体が目的ではないはずです。
節約はあくまで本来の目的を達成するための手段であるということを、忘れないようにしましょう。それを忘れなければ、あなたの節約が貧乏くさいと言われる可能性はぐっと低くなるはずです。
気持ちの良い節約に取り組み、節約を楽しもう!
節約生活は、節約の大切さを伝えるためのメディアです。このメディアを運営する上で、一番大切にしているのは「節約を楽しむ」ということです。
逆に楽しめない節約ならする必要はないと考えています。
例えば毎日仕事の後にビールを飲むのが生きがいという人は、このビールを節約する必要は一切ありません。どうしても洋服代を節約できないという人は、洋服以外の部分を頑張ればOKです。
その上で他人に貧乏くさい(不快にさせる)と思われる節約をしなければ、あとは自分のできる範囲で何をやってもOKです。
※ちなみに筆者が10代からネット銀行の定期預金を活用し、振込手数料無料や入出金手数料無料を活用しています。これは誰にも迷惑をかけませんし、誰からも貧乏くさいと思われないおすすめの節約術の1つです。