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【東海道・山陽・上越・東北・北海道対応】新幹線のチケット代を節約し、安く買う3つの方法

Written By 働くママ編集部

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はじめに

新幹線は、国内旅行や出張、帰省、就活など様々なシーンで活躍する、便利な移動手段の一つです。
その一方で、新幹線を利用する際、最もネックになるのが運賃の高さ。例えば、東京から新大阪まで、のぞみの往復チケットを指定席で取った場合の料金は、28,900円と高額です。そのため、少しでも安い料金で新幹線に乗りたい、新幹線のチケットを安く購入する方法が知りたい…という方も多いはず。

そこで今回は、新幹線のチケットを安く買う方法に注目。実は、新幹線のチケットは路線(区間)によって、利用できるサービスが異なるため(※1)、東京⇔西日本と、東京⇔東北、北海道、上越それぞれの路線に対応した新幹線のチケットを安く買う方法について、わかりやすく解説します。

近々、新幹線を利用する予定があり、できるだけ安くチケットを買いたい考えている方は、本特集を参考に、新幹線のチケット代を節約し、安く購入する方法をチェックしましょう!

  • JR東日本とJR西日本は別会社のため、それぞれで対応しているサービスが異なります。目的地や利用する新幹線により、サービスを使い分けましょう

節約額試算

「新幹線のチケット代を節約し、安く買う3つの方法」で購入した場合の節約額は
年間約12,380円です

▼節約額の試算内容を詳しく見る

新幹線のチケットを安く買う方法 その1モバイルSuicaを活用する

モバイルSuicaを活用する・画像

対象路線:東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線

  • エクスプレス予約サービスに登録すれば、東海道・山陽新幹線+在来線も利用可能

モバイルSuicaとは、新幹線のチケットが安くなる「モバトク」「スーパーモバトク」の利用や、Suicaへのオンラインチャージができるサービスのこと。年会費1,030円(税込)で入会でき(※)、iOS、Androidに対応したアプリも用意しています。

  • 2020年2月26日(予定)以降は年会費無料になります

モバイルSuicaの「モバトク」「スーパーモバトク」を利用すると、新幹線の運賃を数百円~数千円安く購入することが可能。会員登録後、クレジットカードを登録し、任意の新幹線の座席を指定するだけでチケットの購入が完了します。ちなみに、「モバトク」「スーパーモバトク」は、朝5時30分から23時40分の間であれば、いつでもウェブ上からサービスが利用できます。

また、購入したチケットは、手持ちの携帯端末にダウンロードすれば、改札口にかざすだけで入場可能。発券やチケットを出し入れする手間を省ける点も嬉しいポイントでしょう。

「モバトク」と「スーパーモバトク」の違いは?

「モバトク」と「スーパーモバトク」の違いは、「割引率」と「予約変更ができるかどうか」の2点です。

「モバトク」は、「スーパーモバトク」と比較すると、割引率は低く設定されているものの、乗車直前まで新幹線のチケットを購入できます。また、予約変更ができるため、急遽新幹線を別日・別の時間に変更する場合も安心です。

その一方で、「スーパーモバトク」は、割引率が高く、「モバトク」を利用した場合と比較し、安く新幹線のチケットを購入することが可能。ただし、「スーパーモバトク」の場合、乗車前日までの予約が必須となっており、予約変更もできないため、万一、予約した新幹線への乗車をキャンセルする場合、払い戻しの手続きが必要になります。「スーパーモバトク」を利用する場合、乗り遅れや予定変更に注意しましょう。

「モバトク」と「スーパーモバトク」の違い
モバトク スーパーモバトク
料金比較(※東京ー新函館北斗、普通車指定席の場合) 20,630円(▲1,550円) 15,460円(▲6,720円)
発売期間 乗車日の1ヵ月前から発車時刻の6分前まで 乗車日の1ヵ月前から前日の23時40分まで
予約変更 ×

また、モバイルSuicaは、ビューカードを登録すると、年会費無料で利用でき、モバイルSuicaの年会費1,030円(税込)を節約することもできるので、この機会に発行を検討するのも1つの手でしょう。

モバイルSuicaの年会費が無料になる、おすすめのクレジットカード

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード券面

年会費 524円(税込) ※初年度無料、次年度以降も年1回のカード利用で無料
ポイント
  • カード利用:1,000円につき5ビックポイント+5JREポイント
  • Suicaチャージ:1,000円につき15JREポイント
  • ビックカメラでSuica払い:10%分をビックポイントで還元

ビックカメラSuicaカードは、JR東日本の「ビューカード」とビックカメラが提携し、発行するSuica一体型のクレジットカード。

ビックカメラSuicaカードの特徴は、最大11.5%とポイント還元率が高い点。ビックカメラSuicaカードは、クレジットカードを通してSuicaにクレジットチャージを行うと、通常の1.5倍(1,000円につき15JREポイント)ポイントを貯めることが可能。さらにチャージしたSuicaを使って、ビックカメラで支払いを行った場合、10%分がビックカメラポイントとして貯まり、ポイント還元率は、合計11.5%となる。

貯めたポイントは、1JREポイント=1円、1,500ビックポイント=1,000円として、Suicaにチャージすることが可能
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラで買い物をすることが多い方はもちろん、モバイルSuicaを利用する方や、ポイント還元率が高いクレジットカード・Suicaのオートチャージに対応したカードを探している方に、おすすめの1枚。

ビックカメラSuicaカード公式サイトへ行く

ルミネカード

ルミネカード券面

年会費 1,048円(税込) ※初年度無料
ポイント
  • カード利用:月々の利用金額1,000円につき5ポイント
  • JR東日本の新幹線のチケット購入、Suicaチャージ:1,000円につき15ポイント

ビューカードが発行する、Suica一体型のクレジットカード。
ルミネカードの特徴は、JR東日本で新幹線のチケットを購入すると、ポイントアップする点。通常、カード利用で貯まるポイントは1,000円につき5ポイントだが、JR東日本で新幹線のチケットや定期券を購入した場合、1,000円につき15ポイントが付与され、効率良くポイントを貯めることができる。

貯めたポイントは、Suicaへのチャージや、ルミネ商品券との交換に対応。その他にも、提携ポイントへの移行やSuicaのペンギングッズとの交換もできるので、自分に合った方法でポイントを活用するのがおすすめ。
また、ルミネやNEWoManでの買い物にルミネカードを利用すると、引き落としの際、代金が5%OFFになる点も大きな魅力。本や食品なども割引の対象になるので、節約につなげやすいのが嬉しい。さらに、通常5%の割引が10%になるキャンペーンも年に数回開催されるので、上手く活用し、お得に買い物をすると良いだろう。

ルミネカードは、クレジットカードを利用して新幹線のチケットや定期券を購入したいと考えている方や、ルミネ、NEWoManで買い物する機会が多い方であれば、ぜひチェックしておきたい1枚。

ルミネカード公式サイトへ行く

モバイルSuicaでJR西日本の新幹線を予約する方法

通常、モバイルSuicaは東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線(=JR東日本、JR北海道の新幹線)のチケットしか購入することができませんが、エクスプレス予約とモバイルSuicaを連携すると、JR西日本の新幹線も予約可能になります

ただし、その場合、「ビューカード」または、JR東海が発行するクレジットカード「エクスプレスカード」のどちらかをモバイルSuicaに登録しておく必要があります。(※モバイルSuica経由ではなく、エクスプレス予約単体の利用の場合は、「ビューカード」「エクスプレスカード」以外のクレジットカードでもOK)

関東に住んでいて、関西方面への新幹線(JR西日本の新幹線)を利用することが多い方は、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか?

新幹線のチケットを安く買う方法 その2スマートEXを利用する

スマートEXを利用する・画像

対象路線:東海道・山陽新幹線(東京ー博多)

スマートEXとは、無料の会員登録を行うことで、ネット上で新幹線の予約ができるウェブサービスのこと。年会費は無料で、新幹線のネット予約に加え、チケットレス乗車や8種類の運賃割引サービスに対応しており、新幹線をお得かつ便利に利用することができます


スマートEX公式サイト

例えば、東京・品川⇔広島間でのぞみの指定席を利用する場合、通常の片道運賃は19,080円ですが、スマートEXのなかで最も割引率が高い「EX早得21」で購入すると、片道14,000円になり、5,080円節約することが可能。安くなる金額は区間によって異なりますが、この割引を利用すれば、最大6,240円安く新幹線のチケットを買えるので、上手く活用すると良いでしょう。

ただし、「EX早得21」を利用するには、乗車日の3週間(21日)前までに予約しなければならない点には注意が必要。また、「EX早得21」の場合、指定区間のみでしか利用できないため、指定区間外で利用する場合、スマートEXで提供するその他のサービスを利用するのがおすすめです。

スマートEXの利用方法は?

スマートEXの利用方法は、ホームページから会員登録を行い、クレジットカードを登録後、新幹線のチケットを予約するだけ。支払いはクレジットカードのみに対応しています。

さらに、会員登録時に手持ちの交通系ICカードを併せて登録しておけば、チケットレスでの乗降車が可能です

Suicaだけではなく、KitacaやPiTaPa、SUGOCAなど約10種類のICカードに対応しているので、日本全国で利用できるのも嬉しいポイントでしょう。

スマートEXの商品例
EX早得21 EX早得 EXのぞみファミリー早得 スマートEXサービス
発売期間 乗車日の1ヵ月前~21日前まで 乗車日の1ヵ月前~3日前まで 乗車日の1ヵ月前~3日前まで 乗車日の1ヵ月前~発車4分前まで
予約できる新幹線 朝6時台または昼11時~15時台に出発する「のぞみ」の普通車指定席 「のぞみ」の普通車指定席・グリーン席 「のぞみ」の普通車指定席・グリーン席 全列車
予約可能人数 1人~6人 1人~6人 2人~6人 1人~6人
こども料金対応 ×
最大割引額 6,240円(東京・品川ー新山口) 5,550円(東京・品川ー博多) 2,500円(東京・品川ー新神戸) 200円(全区間)

新幹線のチケットを安く買う方法 その3エクスプレス予約を利用する

エクスプレス予約を利用する・画像

対象路線:東海道・山陽新幹線(東京~博多)

エクスプレス予約とは、新幹線のチケットを安く買える会員制予約サービスのこと。年会費1,080円(税込)が必要になりますが、エクスプレス予約を利用することで、新幹線のチケットをお盆や年末年始といった繫忙期も含め、一年中安く購入することができます。

例えば、東京-新大阪の新幹線のチケットを買った場合の料金は、片道14,450円ですが、エクスプレス予約を利用すると、1,080円分安い13,370円で購入可能。1回の利用で、年会費の元をとることができます。

その一方で、東京-新大阪よりも短い区間で新幹線のチケットを買った場合、割引金額が1,080円を下回るため、年2回以上利用しないと、元を取ることができません。この点には注意が必要ですが、コンスタントに新幹線を利用する方であれば、入会して損はないでしょう。

ポイントを貯めてもっとお得に

さらに、エクスプレス予約では、利用区間に応じて10~150ポイントが貯まる「グリーンプログラム」を用意。1,000ポイント貯まると、普通車指定席の料金でグリーン車を利用することができます。

ポイントの有効期限が1年間(1月1日~12月31日)と、やや短い点には注意が必要ですが、出張や帰省などで定期的に新幹線を利用する方であれば、上手く活用するのがおすすめです。

エクスプレス予約「グリーンプログラム」のポイント数についてチェックする
ポイントをためる|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約

エクスプレス予約の利用方法は?

エクスプレス予約の利用方法は、スマートEXと同様に、会員登録とクレジットカードの登録を行い、新幹線のチケットを予約するだけ。ただし、エクスプレス予約の場合、対象のクレジットカードが決まっており、持っていない場合、対象のクレジットカードを発行する必要があります。

手持ちのクレジットカードでエクスプレス予約への入会手続きが可能かどうかは、こちらで診断できるので、ぜひチェックしてみてください。

新幹線のチケットを安く買う方法 その4金券ショップで新幹線回数券を買う

金券ショップで新幹線回数券を買う・画像

対象路線:東海道・山陽新幹線(東京~博多)

金券ショップでは、新幹線の回数券を販売している場合があるので、金券ショップを利用して新幹線の回数券を購入し、新幹線に安く乗るのも一つの方法です。

回数券を利用すると、通常時よりも10%ほど安く新幹線へ乗ることが可能。回数券は、JRの駅窓口でも購入できますが、窓口で回数券を購入する場合、6枚つづりでしか買えないことに加え、3ヵ月間の有効期限があり、期限を過ぎた回数券は無効になってしまいます。有効期限内に回数券を使いきる予定がある場合や、3人分の新幹線のチケットを往復で購入する場合以外は、必要に応じて、金券ショップで1枚ずつ回数券を購入するのがおすすめでしょう。

また、回数券は、中~長距離移動の場合、自由席と指定席のどちらかを選ぶことが可能です。金券ショップの品揃えによっては、どちらか一方しか取り扱っていないこともありますが、予算や時期に応じて、利用しやすい方を選びましょう。

一方、近距離移動(東京-熱海など)の場合、回数券は自由席しか用意がないので、指定席を希望する場合は、他の方法で新幹線のチケットを安く購入するのがおすすめです。

金券ショップを利用する場合の注意点は?

金券ショップを利用する場合、注意したいのは、金券ショップであればどこでも新幹線の回数券が購入できるわけではない点。また、回数券は繫忙期の年末年始やお盆に利用できないので、その点にも注意が必要です

ちなみに、自由席の回数券を購入した場合、通常のチケットと同様にそのまま改札へ通すことが可能。一方、指定席の回数券の場合は、自動券売機またはみどりの窓口で、利用する新幹線と座席を指定することで、利用できます。券売機の利用が苦手な方や、最初は人に手引きしてほしい方は、みどりの窓口で座席指定を行うと安心でしょう。

新幹線のチケットを安く買う方法 その5えきねっとトクだ値を利用する

えきねっとトクだ値を利用する・画像

対象路線:対象路線:東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線

「えきねっとトクだ値」とは、えきねっと会員(※年会費無料)が利用できる、ネット予約限定のチケットのこと。乗車日の1ヵ月前から当日の午前1時40分まで予約でき、新幹線のチケットを5~15%安く買うことができます

また、乗車日の1ヵ月前から13日前の午前1時40分まで予約できる「お先にトクだ値」もあり、「お先にトクだ値」を利用すると、新幹線のチケットを最大35%OFFで購入可能。あらかじめ乗車する日が決まっている場合は、「お先にトクだ値」を利用するのがおすすめです。

さらに、「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」は、発車の6分前まで予約変更が可能。発券後の予約変更ができない点には注意が必要ですが、バスや電車に乗り遅れ、予定していた新幹線に乗れなくなった場合でも、予約を変更すれば料金が無駄にならない点は、嬉しいポイントといえるでしょう

ちなみに、「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」は、ネットでの予約後、みどりの窓口または自動券売機にて発券可能。発券した後は、通常のチケットと同様に、改札へ通すことで、新幹線に乗れます。

まとめ

新幹線のチケットを安く買う方法について解説した今回の特集はいかがでしたか?

新幹線はチケット代が高いと感じつつも、旅行や出張、帰省の際の移動手段として使い勝手が良く、長距離移動をする際に、何かと利用する機会が多いもの。

今回ご紹介した方法を利用すれば、少しの手間で新幹線のチケットを安く購入でき、節約できた分のお金を他のことに使うことが可能です。新幹線のチケットを購入する際は、乗車する路線で、チケットを安く購入できる方法がないか、事前にチェックしておくのがおすすめといえるでしょう。

新幹線を利用することが多い方はもちろん、近々、帰省や旅行などで、新幹線を利用する予定がある方は、本特集を参考に、新幹線のチケット代を賢く節約しましょう!

節約額の試算内容

1年の間に東京から名古屋への帰省2回と、函館への国内旅行1回で、計3回新幹線を利用したと仮定

  • 名古屋への帰省に、「EX早得21」を利用して新幹線のチケットを購入すると、
    2,290円の割引×2回=4,580円の節約
  • また、函館への旅行に「スーパーモバトク」を利用してチケットを購入した場合、6,720円の節約
  • さらに、スーパーモバトクの利用にビックカメラSuicaカードを使うと、年会費1,080円分が無料に

合計して、4,580円+6,720円+1,080円=12,380円

年間あたり約12,380円の節約

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