「マイルのお得な使い方」を活用した際の節約額は年間約24,600円です
JALカードSuicaを利用した場合
ショッピングの際のポイント還元率が2倍になるショッピングマイルプレミアム(3,240円)に加入
月5万円年間60万円カードを利用した場合、貯まるマイルは6,000マイル以上!
JALはマイレージクラブ会員限定で、6,000マイルからどこかに旅行できる「どこかにマイル」の往復特典航空券に交換可能。
往復航空券の金額を3万円と仮定すると、
(3万円)-(年会費2,160円)-(ショッピングマイルプレミアム3,240円)=2万4,600円お得!
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海外旅行や国内旅行で飛行機を利用する際、誰もが一度は「マイレージ」や「マイル」という言葉を聞いたことがあるはずです。
現代社会では、社会人の方の9割近くが、何らかのマイルが貯まるカード(もしくはマイルへの交換機能を持ったクレジットカード)を持っていると言われますが、マイルのしくみは複雑でわかりづらい側面があり、利用している方はごく一部です。
この「マイル」は、上手に利用することができれば、クレジットカード以上にお得で、日々の生活に中で役に立つシステムです。
今回の特集では、マイルのお得な使い方をわかりやすく解説。家族で賢くマイルを貯めて、旅行することを最大の目標とし、レジャー費や帰省費用の節約を目指します。
「マイレージ」と「マイル」は、どちらもよく耳にする言葉ですが、厳密に言うと少し違いがあります。
「マイレージ」は、航空会社が実施するポイントプログラムの名称、「マイル」とはマイレージプログラムの中で貯まっていくポイントの単位のことを指します。
たとえば、スーパーや百貨店でポイントやスタンプを集めると、プレゼントがもらうことができたり、商品券などに交換できるように、マイレージでは利用者が一定のマイルを貯めると航空券や電子マネーに交換することができます。
このマイルを貯める方法は、大きく分けて2つ。
1つは飛行機に乗ることで貯める方法。もう1つは、クレジットカードを利用し貯める方法です。
それでは最初に、飛行機に乗ることでお得にマイルを貯める方法を解説します。
まず最初のステップは、航空会社のマイレージプログラムに申し込むところからスタートします。基本的に「マイレージカード」への入会は無料で、氏名と住所、年齢といった簡単な情報で発行してもらうことができます。まずは面倒くさがらず、マイレージカードを作ることが、お得にマイルを使いこなし、レジャー費の節約につなげる第一歩です。
またカードには個人に対応したIDナンバーが割り振られ、航空券を購入する際に、このIDナンバーを伝えることでマイルが貯まっていきます。
航空券の種類によって獲得マイル数が変わる(例:JALマイレージバンク)
航空券を買う際、目的地や搭乗日が同じでも、搭乗の数週間前にチケットを購入するのと、数日前に購入するのとでは、料金が大きく異なります。
また数か月前に購入する航空券やパッケージツアーの航空券の料金は、さらに割安に設定されているケースがほとんどです。
航空券には、大きくわけて3種類あります。
割引なしの「普通料金」、搭乗の1週間~数ヶ月前に購入することで割安になる「割引料金(PEX料金)」、そして、パッケージツアーなどに組み込まれている格安航空券(=「ツアー料金(IT料金)」)です。
フライトでマイルを貯める際に知っておきたいのは、この航空券の種類によって、もらえるマイルの数が変わってくるということです。
「普通料金」の航空券で獲得できるマイルを100%とすると、「割引航空券」での獲得マイルは75~70%、「ツアー料金」では50%のマイル加算となります。
ちなみにマイルの加算率が高いから普通料金で航空券を買いましょうというのが結論ではありません。
大切なのはトータルでのお得(節約)ですので、航空券を予約する際は、最もお得な料金で予約できるものがベストです。
ただわずかな金額の差であれば、マイルの加算率が高いもののほうがお得になるケースもあるので、「航空券の種類によってマイル加算率が異なる」ということを憶えておきましょう。
ここまではマイルを貯める基本を説明しました。本チャプターでは、本格的にお得にマイルを貯めるための方法をご紹介します。
お得にマイルを貯めるために避けては通れないのが、クレジットカード機能が付帯したマイレージカードです。
マイレージプログラムに登録すると発行される「マイレージカード」には、マイルを貯める機能のみが付いたカードと、クレジットカード機能がプラスされたカードの2種類があります。
前者は、入会金・年会費無料の、もっとも基本的なマイレージカードです。
後者は年会費がかかる代わりに、入会時やカード利用、フライト利用でボーナスマイルが付与され、マイル獲得の機会が飛躍的に高まります。
旅行や出張で、年に何回か飛行機の利用がある場合は、後者のマイレージカードを選ぶことで、区間基本マイルの10%~25%のボーナスマイルがプラスされるほか、入会で1,000~最大5,000マイル、次年度以降の継続で1,000~最大2,000マイルのマイルを獲得できます。
ちなみにJALやANAは家族カードの発行に対応しており、家族カードで貯めたマイルの合算に対応。家族でカードを賢く使いこなせば、マイルがどんどん貯まっていくので、上手く使いこなしましょう。
年会費無料で発行できるJALのマイレージバンクカード。WAON機能を搭載したカードを選ぶことができ、WAONの利用でJALマイルを貯めることもできる。
クレジットカード機能 | なし |
---|---|
年会費 | 無料 |
家族プログラム | 〇 |
フライト時のマイル加算 | ― |
入会後初搭乗ボーナス | ― |
毎年初回搭乗ボーナス | ― |
マイレージカードとしての機能とSuicaとしての機能、クレジットカードとしての機能を搭載。Suicaの利用でもJALマイルが貯まるので、陸でも空でも効率良くマイルを貯めることができる。
クレジットカード機能 | あり |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
家族プログラム | 〇 |
フライト時のマイル加算 | 10% |
入会後初搭乗ボーナス | 1,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル |
ワンランク上のJALカード。JALの普通カードと比較すると、マイル加算率が大幅にアップ。さらに最高5,000万円まで保障する国内・海外旅行傷害保険が付帯。旅行に行く機会が多い方は要チェック。
クレジットカード機能 | あり |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
家族プログラム | 〇 |
フライト時のマイル加算 | 25% |
入会後初搭乗ボーナス | 5,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 2,000マイル |
年会費無料で発行できるANAのマイレージクラブカード。Edy機能を搭載したカードは発行を終了。現在のカードは手続き簡略化のため、券面の前面にQRコードを記載したものになっている。
クレジットカード機能 | なし |
---|---|
年会費 | 無料 |
家族プログラム | 〇 |
搭乗ごとのボーナス | ― |
入会後初搭乗ボーナス | ― |
毎年初回搭乗ボーナス | ― |
マイレージカードとしての機能とSuicaとしての機能、クレジットカードとしての機能を搭載。Suicaの利用でもANAマイルが貯まるので、陸でも空でも効率良くマイルを貯めることができる。
クレジットカード機能 | あり |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
家族プログラム | 〇 |
搭乗ごとのボーナス | 10% |
入会後初搭乗ボーナス | 1,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル |
ANAとアメリカン・エキスプレスが提携し、発行するクレジットカード機能付きANAマイレージカード。ANAアメックスの魅力は、7,000円という年会費ながら同伴者1名まで無料で利用できる空港ラウンジサービスが利用できる点。またANAグループで利用するとポイント還元率が1.5倍にアップ。
クレジットカード機能 | あり |
---|---|
年会費 | 7,700円(税込) |
家族プログラム | 〇 |
搭乗ごとのボーナス | 10% |
入会後初搭乗ボーナス | 1,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル |
上記で紹介した、JALやANAなどの国内航空会社と同様、外資系の航空会社(デルタ航空、ユナイテッド航空など)でも、もちろん、マイレージプログラムは実施されています。
外資系航空会社のマイレージは、国内の航空会社に比べて、航空券の種類やマイルの有効期限などに制限がなく、特にフライトを利用することで貯めやすいのが特徴です。
※JAL・ANAのマイルの有効期限は、3年間(2008年4月からは、利用月から数えて36ヵ月後の月末)となっています。
最後に、飛行機の飛距離とマイル数の関係にも触れておきましょう。
マイルは、飛行距離が遠ければ遠いほど多く加算されます。
アメリカのように日本から遠い国に旅行をした場合は多くのマイルが貯まり、アジア圏など比較的近い距離へのフライトでは、一回で貯まるマイルは400~3,000マイル、国内のフライトでは100~500マイルが目安になります。
積算率 | 札幌 | 大阪 | 福岡 |
---|---|---|---|
100%(普通料金) | 511 | 280 | 566 |
75%(割引料金) | 383 | 210 | 424 |
50%(ツアー料金) | 255 | 140 | 283 |
積算率 | ニューヨーク | パリ | 北京 | ソウル |
---|---|---|---|---|
100%(普通料金) | 6,737 | 6,194 | 1,313 | 759 |
75%(割引料金) | 4,715 | 4,335 | 919 | 531 |
50%(ツアー料金) | 3,368 | 3,097 | 656 | 379 |
米国最大手の航空会社「デルタ航空」とアメリカン・エキスプレスが提携し、発行するクレジットカード機能を搭載したマイレージカード。本カードにはデルタ航空の上級会員資格「シルバーメダリオン」が付帯。実質無期限でマイルを貯めることができる点も大きな魅力。
クレジットカード機能 | あり |
---|---|
年会費 | 12,000+消費税 |
搭乗ごとのボーナス | ― |
【東京~ニューヨーク】往復航空券を割引料金で購入した場合 | 区間基本マイル100%=13,474マイル |
入会時ボーナス | 5,000マイル |
継続時ボーナス | 2,000マイル |
ここまではクレジットカード機能が付帯するマイレージカードを活用し、お得にマイルを貯める方法をご紹介しました。ただ節約生活の読者の中には、年会費がかからないカードでマイルを貯めたいという方もたくさんいらっしゃるはず。
そこで本チャプターでは、年会費無料のクレジットカードを活用し、マイルを貯める方法をご紹介します。
マイル還元率という点では、クレジットカード機能が付帯するマイレージカードに及びませんが、年会費無料のクレジットカードにはマイル以外の使い道を選ぶことができるという大きなメリットがあります。
またうまく活用すれば、年会費無料のクレジットカードと、年会費無料のマイレージカードで特典航空券を獲得し、無料で旅行にいくことも可能です。
以下でご紹介する年会費無料のクレジットカードは、数あるマイルが貯まるクレジットカードの中でも、節約生活編集部がマイルの貯めやすさとお得度を評価し、厳選した2枚です。是非チェックしてみてください!
楽天グループのカード会社「楽天カード」が発行する年会費無料のクレジットカード。どこで利用しても1%以上ポイントが貯まり、楽天市場の利用では最大14倍のポイントが貯まる。またANAとの提携し、2ポイントを1マイル換算でANAマイルにポイントを移行できる。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1~8% |
JALマイルとの交換 | ― |
ANAマイルとの交換 | 2ポイント1マイル(※50ポイントから交換可能) |
campaign新規入会キャンペーン
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信販大手オリコが発行する年会費無料のクレジットカード。楽天カード同様、場所を選ばずに1%以上ポイントが貯まる屈指の高ポイント還元率カード。また一般的なカードはANAもしくはJALのいずれかのマイルにしか交換できないが、オリコはJALマイルにもANAマイルにも交換することができる。JALもANAも利用する機会がある場合は、オリコカード・ザ・ポイントがおすすめ。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1~15.5% |
JALマイルとの交換 | 1,000ポイント500マイル(1,000オリコポイント以上1,000ポイント単位で移行可能) |
ANAマイルとの交換 | 1000ポイント600マイル(1,000オリコポイント以上1,000ポイント単位で移行可能) |
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