自宅で野菜を育てて食費を節約!初心者もできる家庭菜園のススメ

Written: 働くママ編集部

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はじめに

自宅の庭やベランダ等で簡単に野菜が作れる家庭菜園。食費を節約する際、家庭菜園の利用を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

家庭菜園を利用してコンスタントに野菜を作れば、スーパー等で野菜を購入する場合と比較し、安く(初期費用等を除けば0円)野菜を手に入れることが可能です。また、野菜を育てる際に必要な肥料等も自分で好きなものを選べるため、安心して口にできる野菜を作れる点も魅力でしょう。

そこで今回は、家庭菜園に注目し、初心者におすすめの栽培方法を解説。さらに、食費の節約に効果が期待できることに加え、初心者でも簡単に作ることができるおすすめの野菜についてもわかりやすくご紹介します。

家庭菜園を利用して、食費を少しでも節約したいと考えている方はもちろん、ちょっとした趣味もかねて家庭菜園にチャレンジしたいと思っている方は、本特集を参考に、家庭菜園に取り組んでみましょう!

節約額試算

「初心者もできる家庭菜園のススメ」を活用した際の節約額は
年間約2,248円です

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家庭菜園初心者におすすめの栽培方法は?

家庭菜園で野菜を栽培する方法には、土を使わず水で育てる「水耕栽培」と、土を使う一般的な栽培方法「土耕栽培」の2種類があります
この2種類のうち、特に初心者に特におすすめなのが、「水耕栽培」を利用した家庭菜園です。

「水耕栽培」とは、土を使わず、水と肥料のみで野菜を育てる栽培方法のこと。土の代わりに、スポンジやハイドロボール(軽石)を使って野菜の栽培を行うため、室内で清潔&手軽に家庭菜園が楽しめると、高い人気を得ています。

また、食品トレーやキッチンペーパーを利用して、すぐに栽培を始めることができるため、準備が比較的簡単な点や、水やりが週1~月2回と少なく済む点も、初心者にとってハードルが低く、おすすめの野菜の栽培方法と言えるでしょう。さらに、土が野菜の成長を妨げることがなく、速いスピードで野菜が成長するため、すぐに収穫でき、節約につながりやすいのもポイントです。

一方で、「土耕栽培」とは、畑や庭、プランターなどで、土と水を使って野菜の栽培を行う、最も一般的な栽培方法のこと

土耕栽培の魅力は、水耕栽培と比較して、費用を抑えられる点。水耕栽培の場合、LEDランプやオート運転機能がついた専用の栽培キットを購入する人が多く、キットは5千円~1万円以上するケースもあるため、その初期費用は決して安くはありません。その場合と比較すると、土耕栽培は場所(畑や庭、プランターなど)と土、水、肥料があれば簡単に栽培を始めることが可能です。できるだけ安いお金で家庭菜園を始めたい方や、家庭に土耕栽培が行える場所があり、すぐに野菜を育て始めたい方には、土耕栽培がおすすめでしょう。

水耕栽培と土耕栽培、それぞれのメリット・デメリットを比較すると、以下の通り。

水耕栽培と土耕栽培のメリット

水耕栽培 土耕栽培
  • スペースがあれば、いつでも家庭菜園を楽しめる
  • 土耕栽培よりも野菜の成長スピードが早い
  • 土耕栽培と比較して、野菜の栽培に手間がかからない
  • 室内で育てるため、天候に左右されない
  • ハイドロボール(軽石)を利用すると、水やりの頻度は週1~月2回程度でOKになる
  • 畑や庭、プランターなどの場所(スペース)さえあれば、初期費用を抑えられる
  • 土づくり、水のやりかたなど、様々な工夫ができる
  • 作り方によっては、スーパーで販売されている野菜よりも味が濃厚になる
  • 昔ながらの方法のため、祖父母や親せきなどと交流するきっかけになる

水耕栽培と土耕栽培のデメリット

水耕栽培 土耕栽培
  • 容器や培養液を購入する必要があるため、初期費用がかかる
  • 電気を利用する水耕栽培用のキットもあるため、電気代がかかる場合も
  • にんじん、じゃがいもといった根菜を作るのが難しい
  • 土づくり、除草といった栽培準備の労力が大きい
  • 雨や風、雪など天候に左右される
  • 害虫駆除が必要

水耕栽培と土耕栽培、両方の栽培方法に並行して取り組むことも可能ですが、まずはどちらかの栽培方法で家庭菜園にチャレンジするのがおすすめです。
栽培方法を選ぶ際は、自宅の環境や、かけられる手間等に注目し、チャレンジしやすい方法を選びましょう。また、水耕栽培と土耕栽培、それぞれの栽培方法に適した野菜もあるため、作りたい野菜から栽培方法を選ぶのも一つの方法です。

では、水耕栽培と土耕栽培、それぞれで作れる野菜には、どのようなものがあるのでしょうか?次のチャプターでは、家庭菜園で作れるおすすめの野菜をご紹介します。

家庭菜園初心者におすすめの野菜

本チャプターでは、水耕栽培と土耕栽培、それぞれの栽培方法で育てやすい野菜を見ていきましょう。また、それぞれの栽培方法で育てられる家庭菜園初心者におすすめの野菜についてもご紹介します。

これから家庭菜園での野菜作りにチャレンジしてみたいと考えている初心者の方は、以下を参考に、育てたい野菜を見つけましょう。

水耕栽培で作りやすい野菜
  • カイワレ
  • リーフレタス
  • パクチー
  • クレソン など
土耕栽培で作りやすい野菜
  • ラディッシュ
  • ミニトマト
  • 小松菜
  • 小かぶ など
水耕栽培と土耕栽培の両方で作りやすい野菜
  • 水菜
  • ネギ
  • バジル
  • 枝豆 など

上記の表で赤字のものが、家庭菜園初心者でも作りやすいおすすめの野菜です。
「水耕栽培」、「土耕栽培」ごとに、初心者におすすめの野菜について詳しく見ていきましょう。

水耕栽培で育てやすい初心者におすすめの野菜 3選

水耕栽培におすすめの野菜 その1カイワレ

育てやすさ
収穫までの期間 1週間~10日程度
種まきにおすすめの時期 一年中

水耕栽培で育てられる野菜の中でも、初心者向けとして有名なのがカイワレです。1週間~10日と短期間で成長し、食べられる長さになったあとは、はさみでカットし、すぐ料理に使うことができます。
また、カイワレは部屋の温度が一定の室内であれば、季節に関係なく育てることが可能。食品トレー+スポンジ、キッチンペーパーといった、どの家庭にもあるもので簡単育てられる点も、家庭菜園初心者におすすめのポイントでしょう。

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水耕栽培におすすめの野菜 その2水菜(京菜)

育てやすさ
収穫までの期間 1ヵ月~2ヵ月
種まきにおすすめの時期 春、秋

水菜は、スーパーで一年中販売されており、汁物、鍋、サラダなど幅広いレシピに利用できる、万能食材です。耐暑性が高く、水やりを欠かさなければ真夏でも育てることができますが、基本的には10度~20度程度の涼しい気温を好むため、春や秋に育てるのがおすすめ。
都内では、一袋150円~200円程度で売っていることも珍しくないので、水菜を家庭菜園でまかなうことができれば、食費の節約に大きく役立ちます

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水耕栽培におすすめの野菜 その3リーフレタス

育てやすさ
収穫までの期間 1ヵ月
種まきにおすすめの時期 春、秋

リーフレタスは、少ない手間で簡単に育てることができる、家庭菜園初心者におすすめの野菜の一つ。育てる期間は1ヵ月程度と短く、外側の葉から採って中心の芯を残せば、何度も収穫することができます。また、必要な量だけ採ることができ、食費の節約につなげやすいのも嬉しいポイント。ただし、成長するとアブラムシが出る可能性があり、その場合、駆除が必要になる点は注意しましょう。

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土耕栽培で育てやすい初心者におすすめの野菜 3選

土耕栽培におすすめの野菜 その1青ネギ

育てやすさ
収穫までの期間 2ヵ月半~3ヵ月程度
種まきにおすすめの時期 春、夏

青ネギは、種から育てる以外に、スーパーで購入したネギの根を再利用して育てることが可能です。根を再利用する場合、種と同様に根を土に植えるだけで良いため、最も育てるハードルが低い野菜と言えるでしょう。
また、種をまいた場合、一度の種まきで2度収穫できるため、食費の節約に役立ちます。育ちすぎて使いきれない場合は、刻んだあとタッパーに入れ、冷凍保存するのがおすすめ。

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土耕栽培におすすめの野菜 その2小松菜

育てやすさ
収穫までの期間 1ヵ月~3ヵ月
種まきにおすすめの時期 春、夏、秋

小松菜は、寒さ・暑さに強く、ほぼ1年中作ることができる丈夫な野菜です。春~夏は種まきから1ヵ月程度で食べられる大きさになり、栄養素が豊富で食材として利用しやすいのが大きな魅力。また、比較的短期間で収穫できるため、虫に食べられる、病気にかかるといった心配がない点もポイントです。

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土耕栽培におすすめの野菜 その3ミニトマト

育てやすさ
収穫までの期間 1ヵ月~1ヵ月半
種まきにおすすめの時期

ミニトマトは一度に収穫できる量が多く、お弁当や料理に利用しやすいため、食費の節約に効果が高い野菜の一つです。また、ミニトマトの育てやすさは数ある野菜の中でもトップクラスとなっており、小学校でミニトマトを育てた経験がある方も多いはず。
育て方は、種を植えて育てる方法と、苗から育てる方法の2種類。種から育てた場合、支柱を立てるのがやや難しいため、初心者は苗から育てるのがおすすめです。

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Column
手ぶらで野菜作り!サポート付き農園レンタルサービス「シェア畑」とは?

食材にこだわりがあり、自分で野菜を作る際、無農薬野菜を育てたい、プランターではなく畑でちゃんと野菜を育てたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?特に、都心に住んでいて、小さい子どもがいる家庭であれば、畑作業を通して、食育を行いたい方もいるはずです。
その一方で、畑で野菜を育てる場合、日々の手入れや管理が必要になるため、現実的にはなかなか難しいもの。

そこでおすすめなのが、サポート付きレンタル農園サービス「シェア畑」です。シェア畑には、農具や苗、資材など、野菜作りに必要なものが全て揃っており、特に何かを準備する必要なく、手ぶらで畑に行くことが可能。また、畑には、経験豊富な菜園アドバイザーがおり、野菜作りをサポートしてくれるため、わからないことや困ったことがあった場合も安心です。

ちなみに畑は関東・関西に幅広く点在しており、レンタル料金は、畑の大きさや場所によって異なります。各畑は無料で見学ができるため、ちゃんとした野菜を育ててみたい方や、プロのサポートを受けながら野菜作りをしてみたいと考えている方は、まず、シェア畑の見学に行ってみてはいかがでしょうか?

シェア畑

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まとめ

家庭菜園の方法や、家庭菜園で作れる初心者におすすめの野菜について紹介した今回の特集は、いかがでしたでしょうか?

家庭菜園を活用し、コンスタントに野菜を収穫することができれば、食費の節約に高い効果が期待できます。
また、自身で作った野菜であれば、どんな肥料を使っているのか等がわかるため、安心して食べられる点も、家庭菜園を利用する大きな魅力です。

野菜作りを楽しみつつ、食費の節約をしたいと考えている方はもちろん、家庭菜園に興味があるものの一歩が踏み出せていないという方は、本特集を参考に、家庭菜園での野菜作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

節約額の試算内容

家庭菜園で、水菜、トマト、小松菜を育てた場合…

  • 水菜とトマトは収穫できる時期が約4ヵ月/1年、小松菜は約7ヵ月/1年と仮定し、その間のコストを比較

家庭菜園の場合

初期費用

水菜の種…1袋315円×2袋
ミニトマトの苗…1株268円
小松菜の種…238円×2袋
液体肥料…1本960円
土…1,190円
プランター…600円
初期費用合計:4,124円
※次年度はプランター代などが不要になります

スーパーで購入した場合

2019年1月現在、西友のネットスーパーで

  • 水菜は137円(税込)
  • ミニトマトは212円(税込)
  • 小松菜は104円(税込)

3つの食材を月に3回購入すると仮定すると、

ミニトマトと水菜の収穫時期はそれぞれ1年のうちの約4ヵ月なので、
(137円+212円)×3回購入×4ヵ月=4,188円

小松菜の収穫時期は1年のうちの約7ヵ月なので、
104円×3回購入×7ヵ月=2,184円

4,188円+2,184円=6,372円

6,372円(スーパーで購入した場合)-4,124円(家庭菜園のコスト)=2,248円

年約2,248円の節約!

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